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問題 #18
トピック 1
ある企業には、ユーザーが短い動画をアップロードできるウェブアプリケーションがあります。
動画は Amazon EBS ボリューム に保存され、カスタム認識ソフトウェアで分析されてカテゴリ分けされています。
現状のアーキテクチャ:
- ウェブサイトには静的コンテンツがあり、特定の月にトラフィックが急増します。
- ウェブアプリケーション のために Amazon EC2 インスタンス が Auto Scaling グループ で実行されています。
- 動画の処理は Amazon SQS キュー を使用し、EC2 インスタンス がそのキューを処理します。
企業の目標:
- 運用負荷を削減し、AWS の マネージドサービス を利用し、サードパーティ製ソフトウェア への依存を排除する。
- 既存のシステムを 再アーキテクチャ して、効率的で管理しやすいものに変更したい。
要件を満たすソリューションはどれか?
選択肢:
- A. Amazon ECS コンテナをウェブアプリケーションに使用し、Auto Scaling グループで SQS キューを処理するためにスポットインスタンスを使用します。カスタムソフトウェアを Amazon Rekognition に置き換えて、動画をカテゴリ分けします。
- B. アップロードされた動画を Amazon EFS に保存し、ウェブアプリケーションの EC2 インスタンスにファイルシステムをマウントします。SQS キューを AWS Lambda 関数で処理し、Amazon Rekognition API を呼び出して動画をカテゴリ分けします。
- C. ウェブアプリケーションを Amazon S3 にホストし、アップロードされた動画も Amazon S3 に保存します。S3 イベント通知 を使用して SQS キューにイベントを公開します。SQS キューを AWS Lambda 関数で処理し、Amazon Rekognition API を呼び出して動画をカテゴリ分けします。
- D. AWS Elastic Beanstalk を使用して、ウェブアプリケーションのために Auto Scaling グループで EC2 インスタンスを起動し、SQS キューを処理するためにワーカー環境を起動します。カスタムソフトウェアを Amazon Rekognition に置き換えて、動画をカテゴリ分けします。
要点整理:
- 企業は運用負荷を減らし、AWS のマネージドサービスを活用したい。
- 動画を分類するためのカスタムソフトウェアを Amazon Rekognition に置き換えたい。
- 動画やデータのストレージや処理を Amazon S3 や AWS Lambda のようなマネージドサービスに移行することが求められている。
解説
この問題では、企業が運営している動画アップロードウェブアプリケーションを再アーキテクチャして、運用負荷を減らし、AWSのマネージドサービスを利用するという目的に適したソリューションを選ぶ必要があります。具体的には、動画の保存、処理、ウェブアプリケーションのホスティングを効率的に行いたいという要件があります。
以下、選択肢ごとの解説を行います。
A. Amazon ECSコンテナをウェブアプリケーションに使用し、Auto ScalingグループでSQSキューを処理するためにスポットインスタンスを使用します。カスタムソフトウェアをAmazon Rekognitionに置き換えて、動画をカテゴリ分けします。
- ECSコンテナを使用する点では、運用負荷を軽減し、スケーラビリティを向上させることができます。しかし、ここで問題となるのは、動画の保存方法です。問題文には動画がEBSに保存されているとありますが、この選択肢では動画保存場所が明示されていません。
- また、スポットインスタンスを使用するのは、コスト削減には効果的ですが、スポットインスタンスは時折停止される可能性があり、重要な処理に適さないことがあります。
- 結論として、動画の保存方法と安定性に関して不明点があり、最適ではないと言えます。
B. アップロードされた動画をAmazon EFSに保存し、ウェブアプリケーションのEC2インスタンスにファイルシステムをマウントします。SQSキューをAWS Lambda関数で処理し、Amazon Rekognition APIを呼び出して動画をカテゴリ分けします。
- Amazon EFS(Elastic File System) は、複数のEC2インスタンスから同時にアクセスできるファイルシステムです。この選択肢では、EC2インスタンスでウェブアプリケーションをホストし、EFS を用いて複数インスタンス間で動画を共有する方法です。EFSは可用性が高く、ファイルの共有が可能ですが、運用の効率化という点では、EFSの管理はやや手間がかかる場合もあります。
- また、Lambda を使って動画処理を行うという点は、マネージドサービスを活用した効率的な解決策ですが、動画の保存方法としてはS3の方がよりスケーラブルで低コストです。
- 結論として、EFSは利用可能ではありますが、S3の方がよりAWSのマネージドサービスに適しており、運用の手間を減らす意味でも効果的です。
C. ウェブアプリケーションをAmazon S3にホストし、アップロードされた動画もAmazon S3に保存します。S3イベント通知を使用してSQSキューにイベントを公開します。SQSキューをAWS Lambda関数で処理し、Amazon Rekognition APIを呼び出して動画をカテゴリ分けします。
- Amazon S3 は動画の保存に最適なAWSのオブジェクトストレージサービスです。高いスケーラビリティ、低コスト、容易な管理を提供します。動画をアップロードする際にS3イベント通知を利用して、動画がアップロードされると自動的にSQSキューにイベントを送信できます。
- AWS Lambda を使って動画処理を行うことで、サーバー管理の負担を減らすことができます。Amazon Rekognition を呼び出して動画を自動的にカテゴリ分けする点も効率的です。
- Amazon S3 に動画を保存し、Lambda で処理を行うことで、運用の手間を最小限に抑えることができます。
- 結論として、この選択肢はAWSのマネージドサービスを最大限活用でき、運用負荷を削減し、コスト効率が高いため、最も適切です。
D. AWS Elastic Beanstalkを使用して、ウェブアプリケーションのためにAuto ScalingグループでEC2インスタンスを起動し、SQSキューを処理するためにワーカー環境を起動します。カスタムソフトウェアをAmazon Rekognitionに置き換えて、動画をカテゴリ分けします。
- AWS Elastic Beanstalk は、アプリケーションのデプロイと管理を簡素化するマネージドサービスで、Auto Scalingやロードバランシングも自動で処理します。Elastic Beanstalkは便利ですが、既に他の選択肢で説明されているLambdaやS3と組み合わせたソリューションの方が運用の効率化には有利です。
- また、Elastic Beanstalk でEC2インスタンスを管理するのは、一定の運用負荷が残ります。Lambda や S3 を活用する方がよりシンプルで効果的です。
- 結論として、この選択肢は一部でマネージドサービスを利用していますが、運用効率を最大化するためには他の選択肢がより適切です。
最適解:C
Cの選択肢が最も適切です。理由としては、Amazon S3 と AWS Lambda の組み合わせが、動画の保存、処理、カテゴリ分けにおいて運用負荷を最小限に抑え、スケーラビリティとコスト効率に優れているためです。
- 作者:みなみ
- 链接:https://tangly1024.com/資格勉強/15dd7ae8-88e2-8068-957a-d5869f3840e4
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