287-AWS SAP AWS 「理論・実践・一問道場」環境URLの交換

 

理論

AWS Elastic Beanstalkでのブルー/グリーンデプロイメント

AWS Elastic Beanstalkでは、ブルー/グリーンデプロイメントを使用することで、アプリケーションの更新中にユーザーが短時間アクセスできなくなることを避けることができます。この方法では、新しいバージョンを新しい環境にデプロイし、その後、2つの環境のURLを入れ替えてトラフィックを新しい環境にリダイレクトします。

ブルー/グリーンデプロイメントの手順:

  1. 現在の環境を複製する
      • 現在の環境をクローンするか、必要なプラットフォームバージョンを使用して新しい環境を作成します。
  1. 新しい環境に新しいアプリケーションバージョンをデプロイ
      • 新しいアプリケーションバージョンを新しい環境にデプロイし、動作確認を行います。
  1. 新しいバージョンのテスト
      • 新しい環境でアプリケーションのテストを実施し、問題がないことを確認します。
  1. 環境URLの交換
      • Elastic Beanstalkコンソールの**「Actions(操作)」から「Swap environment URLs(環境URLの交換)」**を選択します。
  1. トラフィックの切り替え
      • Swapボタンをクリックして、古い環境と新しい環境のURLの別名レコードを入れ替え、トラフィックを新しい環境にリダイレクトします。
  1. 確認とDNSの反映
      • URL交換後、DNSが完全に更新されるまで、旧環境を削除しないようにします。DNSのキャッシュが切れるまで時間がかかることがあります。

注意点:

  • データベースの取り扱い:ブルー/グリーンデプロイメントを行う際、データベースが独立していることが重要です。特に、Elastic Beanstalkが管理しているデータベースを使用している場合、環境を分けることでデータベースの状態を保持する必要があります。
この方法により、ダウンタイムなしでアプリケーションを更新でき、リスクを最小限に抑えることが可能です。

実践

一問道場

問題 #287
ソリューションアーキテクトは、AWS Elastic Beanstalk でブルー/グリーンデプロイメント手法を使用してアプリケーション環境を更新する必要があります。ソリューションアーキテクトは、既存のアプリケーション環境と同一の環境を作成し、新しい環境にアプリケーションをデプロイしました。
更新を完了するために次に行うべきことは何ですか?
A. Amazon Route 53 を使用して新しい環境にリダイレクトする。
B. 「環境の URL を入れ替える」オプションを選択する。
C. Auto Scaling の起動設定を置き換える。
D. DNS レコードを更新してグリーン環境を指すようにする。

解説

この問題は、AWS Elastic Beanstalk での ブルー/グリーンデプロイメント の更新プロセスに関するものです。

ブルー/グリーンデプロイメントとは?

ブルー/グリーンデプロイメントは、新しいアプリケーションバージョン(グリーン環境)を、既存のバージョン(ブルー環境)に並行してデプロイし、その後トラフィックを新しい環境に切り替える方法です。この手法により、ダウンタイムを最小限に抑えながら、問題が発生した場合に迅速にロールバックできます。

解説:

  1. 新しい環境を作成しアプリケーションをデプロイするという手順までは完了しています。
  1. 次に行うべきことは、トラフィックを新しい環境に切り替えることです。
各選択肢を見てみましょう:
  • A. Amazon Route 53 を使用して新しい環境にリダイレクトする。
    • Amazon Route 53 を使ってリダイレクトするのは通常の方法ですが、Elastic Beanstalkには、環境URLの交換を簡単に行える機能があるため、この方法は適切ではありません。
  • B. 「環境の URL を入れ替える」オプションを選択する。
    • これが正解です。 Elastic Beanstalk には「環境の URL を入れ替える」オプションがあり、これを使うことで、**新しい環境(グリーン)**にトラフィックを切り替えることができます。これにより、ユーザーのリクエストは新しい環境に送られます。
  • C. Auto Scaling の起動設定を置き換える。
    • Auto Scalingの起動設定を変更することは、ブルー/グリーンデプロイメントのトラフィック切り替えには直接関係しません。この手順は、環境に変更を加える時に必要な場合がありますが、今回のケースでは不適切です。
  • D. DNS レコードを更新してグリーン環境を指すようにする。
    • DNSレコードを手動で更新することもできますが、Elastic BeanstalkにはURLを簡単に入れ替える機能が備わっており、その方が効率的で管理が簡単です。

結論:

Elastic Beanstalkでは、**「環境の URL を入れ替える」**オプションを使うことで、グリーン環境に迅速に切り替え、ブルー環境をそのまま残しておけるため、ロールバックも簡単に行えます。
288-AWS SAP AWS 「理論・実践・一問道場」S3+SQS285-AWS SAP AWS 「理論・実践・一問道場」AppSync GraphQL API を提供
Loading...
minami
minami
みなみの成長 🐝
Announcement

🎉 ブログへようこそ 🎉

名前: みなみ一人会社
性別:
国籍: China 🇨🇳
政治スタンス: 民主主義支持者
完全独学で基本情報技術者をはじめ、32個の資格を仕事をしながら取得。
現在はIT会社で技術担当として働きながら、ブログ執筆や学習支援にも取り組んでいます。
独学で合格できる学習法や勉強法、試験対策を発信中!

📚 発信内容

  • 💻 IT・システム開発
  • 🏠 不動産 × 宅建士
  • 🎓 MBA 学習記録